企業インタビュー
夢を実現させた今、少子化を感じさせない会社へ・・・
>>企業情報へ
創業はいつですか
創業は平成13年。株式会社にしたのが平成17年です。現在は14年目です。
創業からこの所在地で営まれていますか
現在の社屋を2014年の5月に新築しました。以前の所在地も近くで、創業前から生まれ育った地域で会社運営すると決めていました。
どんなきっかけで創業されることになりましたか
お爺さんが設立した会社を今も父親が社経営しており、3代目の後継ぎとして働かせてもらったのですが、「自分自身で会社をゼロから起ち上げたい!」という野心が先行し独立開業しました。“きっかけ“とは違うかもしれませんが、一瞬プロレスラーになることを夢見てた時期がありましたが、それ以外は経営者になるという夢でした。一途でしょ。
この会社で今まで一番大変だったことはどんなことですか
ゼロからの操業でしたので、特に資金繰りに関しては大変な時期がありました。もちろん今でも大変な時もあります。
この会社で今まで一番うれしかったのはどんなことですか
新社屋に社員全員で引越しした日は、この上ない”うれしさ”が込み上げてきました。それが一番かどうかは分かりませんが、「ヨッシャ!」と思えることは日常にたくさんあります。
この会社で転機となるような出来事があれば教えてください
携帯電話の基地局を手掛ける事業に業務移行した時が転機です。
どんな学生でしたか
成績は悪いほうではなかったと思っていますが、“自由人”でした。今もそうかも(笑)。
学生時代にアルバイトなどをしていましたか
酒屋さん、パン屋さんや、土木工事現場作業とか・・・経験させていただきました。ちなみに最初の就職先がパン屋さんでした。
いままでに熱中したことや趣味などはありますか
高校1年生の折に地元の仲間でソウルバンドを結成し、25歳までやっていました。総勢15名の大編成バンドでしたので、活動は主に名古屋でした。解散をきっかけに学生時代から収集していたレコードでDJをするようになり、今でも、色々なイベントでレコードを回しています。レコード掘りはいまだに続いて、家には15,000枚以上のレコードがあります。レコード掘りは本当に楽しく、未知なる洒落た音楽を世界中から掘りまくっています。ジャンルは主にボサノヴァ・和モノ・ソウル・ジャズ・AOR・映画音楽等。主催している『PlayTime』というイベントでは、季節を感じる音楽をテーマに、いろいろなDJたちが自身で感じる気持ちの良い音楽をスピンしていくというイベントです。また幼少の頃からプロレスも大好きで今は息子と観戦したりしています。映画も好きです。
尊敬する方はいられますか
多くいます。特に週に一度は会っている商社の先輩は、ファッションセンスもよく、スーツの着こなしひとつでもこだわりがあり、尊敬しています。大好きなゴルフを教えてくれたのもその先輩です。
あなたが幸せと感じる瞬間を教えてください
深くは考えたことはありませんが、単純なのでいつも楽しいです。
お取引先は主にどんな分野の皆さまでしょうか
主に携帯電話の通話エリア構築に係る事業を展開していますのでNTTドコモ様、KDDI様、ソフトバンク様、Yモバイル様・WiMAX様ですね。他にも太陽光設備工事やEV急速充電器設置工事。大学生の長期インターンシップの受け入れをしていまして、そこでは物販を行っています。
あなたの会社で他社と違うといえるところはありますか
取引先は創業100年以上の大企業が多く、一方弊社のような創業14年目の会社がパートナーとしてお付き合いをし、業務をこなすためには経験や実績が必要となります。弊社は業務に使う資格免許の保有率が同業他社と比べて高く、特にその点については、取引先の方々より。良い評価をいただいています。
ライバルはいますか。そこは具体的にはどんな会社ですか
同業の他社はありますが、ライバルと認識している会社はありません。お互いライバルとは考えていないと思います。
今までお客さんからご意見をいただいたことがあれば教えてください
社長をしろと(笑)
面白いと思える社員やすごいなと思える社員はいますか。どんなところをそう思いますか
周囲を仕切る社員、業務と並行して秘書的なこともこなせる社員、現場担当でありながら事務的なこともこなす社員、各自が個性や得意を持ち、気持ちよくこなしてくれる事は、すごいと思っています。
マーブルタウンというお話を伺いましたが、それはどんなものですか?
次世代育成を目的とした《遊んで学ぶことのできる教育プログラム》で、子どものみで作る『子ども王国』。これがマーブルタウンです。仲間が集って起ち上げたNPOで行っており、私はこのイベントの運営代表をしています。まずは子供が住民となります、マーブルタウンに参加する子どもたちは住民登録(受付)後、ハローワークに仕事を探し、仕事を見つけます。様々な職場で働いたら賃金は銀行に行き、税金を引かれた賃金を受け取ります。稼いだお金は様々な場所で使うことができます。例えば自分でお店が始めたい子は役場で出店料を払い、お店を持つことができます。お店で売る商品は手作りをルールとし、事前に家で作ってきたもの、またマーブルタウン内にある問屋で材料を買い商品を作ることもできます。子どもたちが切磋琢磨しているうちに街は、都市に変貌を遂げていくのです。またマーブルタウンでは、国王も選挙で決めます。憲法や貨幣価値も議員さんや住民の意見で決めます。ルールを破った子を捕えるのは警察で、街を綺麗にする清掃局、放送局では様々な情報がダイレクトに街に流れます。このように、大人を立ち入り禁止とすることで、教えない教育の場となり、考動できる子どもたちに成長します。このイベントに参加した子どもたちは、一日にして飛躍的に進化します(笑)。
5年後または10年後、あなたはどんな環境にあると思いますか
10年後は、社長を引退していると思います。後は若い子たちにまかせて。
5年後または10年後、会社はどんな環境にあると思いますか
40代の社長を絶やさないようにしたいです。理由は40代というのは社会的にも認められてくる年代だと思っています。実績も兼ね備えてくるのでお客様にとっての信頼性もあり、何と言っても社会の変革に変化していくことができるタフさがあるのが40代だと。
40代の社長を据えていけば100年企業も夢ではないはず。昨今は安定を求め大企業にしか目線を向けていない若い世代。まずはいつの時代になっても若い世代から魅力に感じてもらえる企業にしなくては、やがては途絶えてしまいますので、ここにも力を注いでいこうと考えています。社会を取り巻く様々な環境の変革スピードは光の速さです。世界にも市場を向けなければ生き残ってはいけないはず。私のビジョンはあくまでの本質的な部分のみ。環境は常に変わっていかなければいけない。変革を恐れず常にチャレンジしていくのが私の方針です。
プライベートを含め、今後やってみたいことはありますか
世界中を自由気ままに旅してみたいです。おおよそレコードを掘っていると思いますが(笑)。
~今回はこのような機会をいただきありがとうございます。インタビューをさせてもらったことで、今までとは違う新しい考えを得ることができました。岡崎の活性化にも力をいれていて、すごく楽しそうな企画もあることを知れました。 これからの自分たちの生き方を考えなければいけないなと、思いました。
インタビュアー・記事編集:現代ビジネス学科 1年生 村田
撮影:現代ビジネス学科 1年生 朝倉、安藤
企業情報
企業名 |
株式会社NECS |
代表者名 |
|
所在地 |
〒444-0905 愛知県岡崎市宇頭町字稲荷66-1 |
TEL |
0564-33-3533 |
FAX |
|
>>企業情報へ |