企業インタビュー
お客様を100%笑顔にできる自信があります。
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.創業から現在までの歴史を教えてください。
.昭和47年7月5日に先代の会長であった矢野博敬が、自衛官を退職してから7年間、サラリーマンとして勉強をしていました。そのあとに独立して昭和47年に豊橋でプレハブのハウス(工事現場にあるハウス)とトラックで始めたのがレンテック大敬という会社です。今年(2018年)で47年目になります。
.創業当時の状況を教えてください。
.創業当時は、先代の矢野と整備士の人1名の計2人でスタートし、毎日毎日死にものぐるいでその日その日を一生懸命生き抜くのが精一杯で大変だったそうです。
だから当時は、ここまで大きくなるとは思っていなかったそうです。
.創業当時ご苦労されたことは何ですか?
.創業当時昭和48年(今から45年前)はオイルショックでガソリンやオイルがない、トイレットペーパーも買えないという時期がありました。その時、先代の矢野は商売が厳しくなっても、どれだけお金がなくても支払いは1円まできっちりしようとやってきたそうです。そこから、お客さんの信用につながって助け合いながら苦しい時代も乗り切ったそうです。商売は信用が命だからお金に関しては先代も厳しい方だったそうです。
.会社の経営理念を教えてください。
.「謙虚、誠実、感謝」という社是があります。「生涯廻りの人に謙虚でありなさい。誠実でありなさい。仲間と一緒に商売をやらせてもらっているお客様に感謝をしなさい。」創業当時の昭和47年からずっとこの考えを大切にしており、それが当社の社是になっています。
.会社名の由来はなんですか?
.創業当時は「大丸」など大きい企業の名前にはほとんど「大」の字がついていて先代の社長の名前が矢野博敬だったので時代に合った名前と自分の名前「敬」をとって「大敬」という名前をつけたそうです。
.現在行っている仕事は何ですか?
.今は、建設機械のレンタル、販売、修理(貸したり、売ったり、直したり)といった仕事をしています。又イベントのプロデュースや、イベント商品のレンタルもさせて頂いています。夏には岡崎の花火大会やその他のたくさんのイベントで、桟敷席の仮設の足場を組ませて頂いたり、テントの設営等もしています。町のお祭りでは、たこ焼き器やポップコーンの機械など、お祭りに必要な機械もレンタルしています
.近頃新しく取り組んでいることは何ですか?
.高齢化が進んでいる中でお年寄りに優しく、車の自動運転のような自動のショベルカーのレンタルでの導入をPRする取り組みをしています。また現在でもすでに、ナビのように「右曲がって」とか画面を見ながら「掘りすぎだよ」などと教えてくれる機械を導入しています。
.どんなお客様が多いですか?
.とくに建設会社の人で、あとはイベントをされる町内の総代さんや地域・市町村のイベント担当の方です。
.なぜ「大敬」が選ばれると思いますか?
.大敬の様な同業者はたくさんありますが、大敬は東海地区でNO.1を目指すべく東海地区に20拠点以上構えております。岡崎にも北と南と隣接する幸田町と合わせて3拠点あり、同じ地域に3拠点あるところはないので地元のお客さんに喜んでもらっています。
.他社にはない御社の特色は何ですか?
.現在うちの会社の社長は女性です。母親のように社員全員の健康を第一に考えてくれています。大企業でもなかなか取れないと言われている『健康経営優良法人~ホワイト500~』という認定を東海地区で真っ先に取った会社です。健康診断の結果次第で健康上の問題を早期に発見出来るようにしています。やはり、社員が元気に笑顔で働いてくれてこそ、お客様にご満足を提供できると思いますからね。
.ライバル会社はいますか?
.同業者はたくさんあります。この近くにも10社ほどあります。その中で大敬は地元・地域密着を軸にして、何よりも地元の皆様のお役立ちができるように心懸けています。お客様に対する熱意・情熱は全社員のハートも含めてどこにも負けていないです。
.現在の事業内容で学生の意見を取りいれるとしたら、どんなことがありますか?
.逆に僕らが持っていない学生さんならではの発想を積極的に取り入れます。
日常会話から「こんなことやったらいいんじゃないの?こういうことやりたい!こんなことで困っているよ…」という意見をいただいて、それをやってみてだめだったら「ちょっとこれ失敗したな、ちょっと違うことしてみようか」というように、様々なことを吸収しています。
昔、松下幸之助さん(松下電器の社長)が「まずはやってみなはれ」という言葉を言っていました。やってみてだめだったらしょうがない、あの時ああしとけばよかったとやらないことが何より後悔します。だから、やって失敗して笑っといたほうがいいかなと思っているのでどんどん社員や地域の人、学生さんなどいろんな人の意見を聞きます。そうすると、一個ぐらい必ずヒット商品があります。いろいろ挑戦してみる、また、よそがいいなと思っていることは少しまねをして、そこから自分のスタイルに変えていくこともありだと考えています。
.お客様の意見を取り入れたいと言っていましたが、どのようにそのような場を設けていますか?
.毎年お客様にアンケートを依頼し、3か月~半年位アンケートを取り、集計をしています。そして、今やっていることの中でいいことや、ダメなこと、要望を元にして改善をして、会社をより良くしていくように励んでいます。
.今後の夢は何ですか?
.おかげさまで大敬は創立50年に向かっています。その中でやはり我々はたくさんの市町村のお客様・取引業者様に育てていただいて、ビジネスをさせていただいております。だからこそ、今年の我々のキーワードである『情熱』をもって、お客様に感動していただけるようなサービスを提供し、「大敬ファン」をたくさん作ることが夢です。これは創業者の夢でもあり、我々がその夢を引き継いでいます。
そして、ホワイト500の認定もあり、会社全体で社員一人ひとりが働きやすい環境づくりを更に進めていきたいと思います。そして、働く社員・その家族みんなが60歳、65歳の定年を迎えたとき「大敬」で働いていてよかったな、いい会社で働けたな「お父さんの会社やお母さんの仕事って凄く良かったし、本当に大敬で働けて良かったね」と子供たちが笑って喜んで話してくれる会社にしたいです。これが現社長(先代の社長の娘:嵩 明美)の夢であり、社員全員の夢でもあります。『東海地区で一番輝いている会社』、そんな会社になりたいです。
.どんなお仕事をしていきたいのか、またどんな市場やお客様と商売していきたいですか?
.私たちはここ岡崎市でも古くから商売させていただいています。現在、JR岡崎駅や東岡崎駅の周りをきれいにしていて、ホテルや結婚式場などが少しずつできています。そういったみんなが集まれるコミュニティの施設建設などに、大敬の機械を利用していただいて、街の活性化に関して少しでも役立ちたいです。今後の岡崎市を住みやすい街、きれいな街、明るい街にしていく、こうした街づくりを担う仕事を、地域の方々と共に進めていきたいです。
.「大敬のルーツと、心を語る40年のものがたり」(本)について教えてください。
.40周年の時は先代(矢野)が自ら作ろうと言い作成されました。2022年に迎える50周年は社長も変わったので、昔定年になられた方などから写真をもらったり、プロの編集の方に頼んだりして新しくまた少し違ったものを、私を含めたPJ(プロジェクト)メンバーで作成したいと思います。
.今後の事業について教えてください。(少子化や高齢化社会を迎えるにあたり)
.AIやICT技術の活用を取り入れようと考えています。
医療現場でお医者さんが実際に使用しているメガネのように、僕たちの業界にも、新人さんが遠くで修理していてメガネをかけるとモニターでみることができ、同じ目線で工場にいるベテラン社員が見ることができるものを取り入れようとしています。新人さんが現場で困っていると、こちらから「そこ直して」などと指示が出せます。録画もできるので、さらに新しい社員が入ってきた時に若い方達と一緒に勉強ができます。これを今度試験的に導入してみようと思っています。
さらに、ICT建設機械の導入並び未来予想図・・・例えば、現場が岡崎と名古屋にあるとして、重機をそれぞれの現場に1台ずつにおいておきます。自分は事務所のモニターを見ていて、名古屋の現場のボタンを‘ポチッ‘とおすと名古屋の現場がモニターで映し出され、機械を事務所から遠隔で操作できるようになります。今度は岡崎の現場のボタンを‘ポチッ‘とおすと、岡崎の現場がモニターで映し出され、遠隔操作できる。そんなシステムの研究開発をどこのメーカーさんもやっており、5年後くらいに市場に出てくると思います。
この上記2つを事業展開の中に取り組んでいきたいと考えております。
.実際の会社の方達についてお聞かせください。
.女性社員も頑張り屋で、僕が無理な仕事とかを頼むこともあるけれど、その合間を見つけて「秘書検定取りにいってきました」などと報告してくれます。そういう風に社会人になってからも頑張って自己啓発をしています。またそういうことが出来る環境なのかもしれないです。さらに、ガリバーや車のカーセブンなどのように中古車を扱いますので、中古車の買い取りの査定の資格を取りたいと言っていました。建設機械の中古査定の資格を取るにはショベルの免許がないととれないので、彼女にはショベルの資格を取ってきてもらいます。このように、みんな色々な資格を取っているので仕事の幅が広がると思います。
.ショベルの免許は自動車学校でとるのですか?
.自動車学校ではなく教習センターで4日間くらい乗ると免許が取れます。
.先代の社長と現社長の共通する思いはなんですか?
.【整理・整頓・清掃・清潔・しつけ】の5Sと【物品愛護】の精神です。
物を大切にすることや、整理整頓をすることで無駄なコストを抑えています。そして今があります。
.「大敬」にはどのような部署がありますか?
.6つの部署に分かれています。レンタル部は約200人で、「大敬」の6~7割を占めています。修理部が50人。仮設事業部も同じく50人。販売・営業提案部が5人。イベント部(アスク)が20人。総務・人事・経理も同じく20人。
人事・経理は、コミュニケーションの窓口になっていたり、お金の管理や社員の健康の管理もしています。
.1番売り上げの多いものは何ですか?
.レンタルが1番多く、その中でもショベルカーやトラック、ダンプといった1つ1つの値段が高いものが売り上げに貢献しています。
.御社の自慢できることは何ですか?
.コベルコというメーカーとヤンマーというメーカーを1番多く販売しているのが「大敬」です。お客様や地元の皆様に助けていただき、かわいがってもらい、ファンになり続けてくださっているおかげでコベルコ製品の販売は西日本で3期連続1番になっています。
ヤンマーも過去、全日本で販売台数1位を取ったりもしました。
.大竹様の経歴を教えてください。
.地元の大学を卒業しています。大学時代陸上をやっていて、とにかく負けず嫌いでした。学生時代ガソリンスタンドでアルバイトをしていたところ、今はもう退社されましたが、当時の上司にお会いし、先代の矢野様に会わせていただき、「大敬」で頑張ることになりました。それから21年間「大敬」で走り続けています。現在は販売促進部とICT(情報通信技術)推進部を兼任して、社内の営業マンの育成や、お客様へのICTやお役立ち情報発信などに関する部署の責任者を務めさせて頂いています。
.大竹様の今までの経験から学生にアドバイスはありますか?
.まずは友達を作りたくさん遊んでほしいです。そして今しかできないことを、たくさんしてください。過去には戻れないので、後悔をしないように楽しい学生生活を過ごすことが大切だと思います。当然勉強もしてほしいです。語学力は必要です(笑)。やると決めたらまずは動くことです。最後に学生時代にできた仲間を大切にしてください。仲間を大切にすると素敵な人生を送ることができると思います。
.会社の歴史から社是など、わかりやすくご説明いただき、大変勉強になりました。ありがとうございました。
「学生から見た企業の魅力」
1. 上司と部下という関係でも気軽に話せたり、楽しい雰囲気を感じられました。その話しやすい雰囲気が様々な意見を取り入れられる環境になっているのかなと思いました。
そして、少しの時間でしたがインタビューをするなかで社員同士の仲がとてもよく、働きやすそうだと感じました。
2.仕事をしながらも会社が資格取得のバックアップをしてくださるので、現状維持に留まらず自分の能力を高めることができモチベーションをあげることができます。そのため、仕事への自信がつき「やりがい」もより感じることができると思います。
3.少子高齢化が進んでいるといわれている中でAIやICT技術を取り入れようとしていたりと、新しいことにどんどん取り組んでいっています。このように時代の流れによって会社を発展させていることを知り、将来もお客様に寄り添える会社だと思います。
吉田 沙羅
小田 あすか
梶 さより
小島 優希
柴田 花奈
企業情報
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レンテック大敬 |
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