企業インタビューページは、青経連と岡崎女子短期大学による産学共同事業です。
岡崎女子短期大学生が青経連加盟の各企業を取材し、学生の視点で発見した各企業の魅力を発信するページです。
企業インタビュー
岡崎の「イシ」を継ぐ男
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まずは「高須石材工業所」の歴史と、特色について教えていただきました。
創業はいつからですか。
昭和5年設立、祖父の誕生日からです。
創業からこの場所で営まれているのでしょうか。
創業当初は石屋町でやっていましたが、石屋町に住宅が出来始め作業が困難になり、昭和30年代に現在の工業団地に移動しました。
従業員の数や年齢層、男女比を教えていただけますか。
社長と私を含め、男性4人と母一人の計5人ですが別に地方の営業で女性パートの方が2人います。年齢層は、50~60代が多いです。
女性も活躍できますか。
女性の方でも自分でブランドを立ち上げて活躍している人はいます。
国産にこだわっているとのことですが、その理由は何ですか。
石屋さんの間では岡崎の石は有名なのですが、一般には知らない方も多く、そんな人達にも岡崎の石の良さを知ってもらいたいからです。
海外からの需要はありますか。
海外で日本庭園が人気になった時に、ヨーロッパから大きな灯篭の注文があったと聞いています。
次に高須さん自身の経歴についてお伺いします。
学生時代から石には興味ありましたか。
小さいころから石が身近にあり、仕事をしている父の姿を見て自分もやりたいなと思いました。
アルバイトや趣味から何を得ましたか。
アルバイトは本屋でしていました。本を買い経営の知識を得て今につながっています。心に響いた言葉は、第一にお客様のことを考えるという言葉です。
この仕事を続けていて大変だったこと、あるいはやっていてよかったなと思ったことはありますか。
今も段取りなど覚えることばかりですが、それがやりがいでもあります。
技術の習得は難しかったですか。
機械はありますが時間がかかるし、平面を作ることが難しいです。
「お墓離れ」についてどう思いますか。
仕事が減ってきていますが、テレビでお墓離れについて取り上げてもらうことで、結果としてお墓だけでなく、先祖のことも思ってくれることは大変良いことです。
先祖や亡くなった人を考えながらお墓を作ることはやりがいがあります。
お墓を解体した後の石はどうなりますか。
字が入っている石は、お客さんの意見を聞き、永代供養を行うか業者に頼み砕石にしてもらいます。小さいお墓も作ることができますがそちらは手間がかかるので売っていません。
最後にお客さんに言われて嬉しかった言葉などを教えてください。
“ありがとう”と言われたことが一番うれしかったです。
本日は、ありがとうございました。
学生から見た企業の魅力
実際に石屋さんの仕事を拝見して、岡崎の石の伝統や石を磨く技術のすごさを感じることができました。岡崎の石屋さん達が協力して、様々なプロジェクトを立ち上げ、より多くの人に石の魅力を伝えようとしている姿はとても素敵でした。
チーム名:DeeeeeN
編集長 宮田 実奈
インタビュアー 緒方 涼香 松枝 理紗
静止画カメラマン 脇山 美咲
動画カメラマン 大参 紗里那
企業情報
企業名 |
株式会社高須石材工業所 |
代表者名 |
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所在地 |
〒 愛知県岡崎市上佐々木町字中切64番地3 |
TEL |
0564-31-4450 |
FAX |
0564-31-3416 |
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