企業インタビューページは、青経連と岡崎女子短期大学による産学共同事業です。
岡崎女子短期大学生が青経連加盟の各企業を取材し、学生の視点で発見した各企業の魅力を発信するページです。
企業インタビュー
みんなに寄り添える布団屋さん
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会社名の由来を教えてください。
野畑屋という屋号は野畑町から来ています。
私の名前は志村ですが、岡崎市の志村家は野畑町の出が多いそうです。
特に他社と違う特徴はありますか。
製品知識のわかりやすい説明と大手ブランドに頼らない品揃え、
そして自社でも品物を作れる技術です。
羽毛布団というのは、簡単に言うとブランド、メーカーとか柄とかじゃなくて、生地と中の羽毛の質と量と、それから縫製の仕方だけで本当の価値が決まっています。だから、ブランドだとかそんなことは全然関係ないです。だから僕は、羽毛布団に関しては、全部僕が自分で作ったり、工場の担当者に作ってもらったりして、いわゆるブランドメーカーさんは通さないようにしています。そのほうが全然よいものが安くできちゃうんです。なのでここには、ブランドは一枚も置いていません。「何か困ったことがあったらいつでもきてくださいね」と、お客さんに言っているくらいなので、皆さんに長く使っていただいています。
今人気があるのは、掛布団は羽毛布団。でもやっぱり、ちゃんと手作りの部分は残しておきたいので、昔ながらの綿の布団も僕が全部自分で作ってしまいます。
それで、今特にここ最近めちゃくちゃ人気があるのは枕。それからベッドがすごく人気があります。
お客様はなぜ御社へ仕事を依頼すると思いますか
安心して相談できるからだと思います。
布団選びの時は実際にうちの店は試して寝てもらいえるようにしているので、失敗がないということで、皆様に安心してもらっています。
実際に親身になってとにかくお客さんに幸せになってもらいたい、ほんとにその気持ちでやっています。そうするとお客さんにも伝わるんですよね。とにかくお客さんに幸せになっていただく、数字じゃない部分もあります。いろんな条件でいろんな環境でみなさん寝ています、だから何でそんなふうによくない睡眠になっちゃっているのか、お話を聞かせていただいてそこからどういうものがいいのかっていう品物選び、で、なおかつきっちり値段は安くやる。とにかくお客さんに幸せなってもらえば10年後20年後また来てくださるんですよね。非常にリピーター率が高いお店です。さらにみなさんの年代ぐらいよりちょっと上の若いお客様がいっぱい来てくれますし、みなさんの年代ぐらいよりちょっと上の方は一番シビアですね。ですから布団売り場を岡崎中回ってくる人が非常に多いです。でももう一回うちに来てくださってきめてくださるお客さんがすごく多いんです。なんで?また戻ってきてくださるか聞いたら条件が良かったしわかりやすかった。
と答えてくれます。
それが僕の武器かなって思います。
この会社で、転機となるような出来事があれば教えてください。
私が継いでからの事ですが四年ほど前に急に経営が悪化しました。
この時を転機に新商品の導入や店内改装、ホームページ、SNSを活用するようになり、業績を大きく上げるきっかけとなりました。
あなたが幸せと感じる瞬間を教えてください
目の前の方が幸せになったとき私も幸せを感じます。
5年後または10年後、あなたはどんな環境にあると思いますか。
現在の店舗を改装したい夢があります。
自分の仕事場なので自分の色を出せるテイストにできると楽しいと考えております。
5年後または10年後、会社はどんな環境にあると思いますか。
同業者様はレベルの高いお店ばかりなので、苦しい状態にあるかもしれません。
しかしお客さまは十人十色なので一人ひとりのお客様が来店して幸せになれるお店にしたいと考えております。
夢があれば教えてください。
私の夢は自分の人生が終わるときに、やりたいこともやらなければならない事もすべてやってガッツポーズをするのが夢です。
学生のうちにやっておくべきことは何だと思いますか?
恋愛を絶対したほうがいいです。相手のことも自分のことも分かるし、恋愛が一番傷つくので一番成長させてもらえるかなって思います。
やっぱり切羽詰まらんと自分って変えていくことができないです。切羽詰まるとやっと本当の力がでるし、自分を変えなきゃいけないところが見えてくると思います。そうやって考えると、我慢しちゃいけないなって思います。自分の好きなことに対して貪欲になっていい。もし相手にダメって言われたら、何か自分に問題があるんだろうと考えたら自分ってどんどん変えていける。だからこれが皆さんに僕が一番言えることかなって思います。
学生から見たふとん野畑屋の魅力
1. 職場の雰囲気
・明るくて居心地がいい、気軽に相談できそうな雰囲気でした。
そしてふとん屋だけど、来た人がくつろげて家にいるような気を張らなくていい雰囲気で誰でもなじめるような空間でした。
2. 働きがい
・一人一人に合った布団や枕を提供できるからお客さんに満足してもらえたり、商品を買ってもらうにはどのようにしたら満足してもらえるか考えたりするのに働きがいを感じると思います。
・お客さんに適した布団や枕を提供する仕事なので、お客さんに寄り添い、地域の人々と身近な関係でいられるのでそういう点が働きがいを感じると思います。
3. 将来性
・老若男女から支持を得たり地域の人から愛されるお店になっていると思います。
・購入した後も相談にのってくれる、お客さんを大切にするお店なので、地域の人に親しまれるお店であり続けると思います。
・リピーターさんが多いということでこれからも愛され続けていくと思う。実際に訪問し、話を聞いてみて私もここでふとんを買いたいなと思いました。
インタビュアー:河井・寺田・中井
撮影:髙津・福士
企業情報
企業名 |
ふとんの野畑屋 |
代表者名 |
志村 文教 |
所在地 |
〒444-0822 愛知県岡崎市若松東1丁目7-23 |
TEL |
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FAX |
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