企業インタビューページは、青経連と岡崎女子短期大学による産学共同事業です。
岡崎女子短期大学生が青経連加盟の各企業を取材し、学生の視点で発見した各企業の魅力を発信するページです。
企業インタビュー
限りある資源
合言葉は「もったいない」
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<会社について教えてください。>
会社の歴史をおしえてください。
もともとは昭和40年頃から祖父と祖母がはじめました。当初は副業感覚で鉄くずや紙を集めていました。その後、父が会社を辞めて本格的に商売を始めました。
祖父母の時代は戦後で金属類など、価値が高く少量を集めるだけで家計の足しになったそうです。
苦労したことはなんですか。
先代の父が本格的に始めたため父と自分の考えが違ったときに、上司と部下の議論というよりも、親子喧嘩のようになってしまうことがあったため、やり難さを感じることがありました。しかしその反面、ストレートに言い合える側面もあったので、良いところでもあったと思います。
意見の食い違うところもありましたが、今では先代の父に感謝をしています。先代の父が、経営的なことを全てやっていてくれたところがあったので、自分たちは目の前の仕事を黙々とお客さんに迷惑を掛けないようにするだけでしたから経営的な面では苦労を感じたことはありません。
経営理念はなんですか。
お客様の財産(紙や金属類)を扱っているので、価値をしっかりと見極めて適正な価格で購入させていただくことです。また、真面目に正直にお客様にとって安全で安心していただける仕事を提供すること、そして柔軟に様々なニーズに合った仕事を行うことです。
今の仕事観に大きく関わっていることは何ですか。
異業種の団体に入っていて、同じ年代の経営者と話していると、みんな悩みがほとんど同じことに気づくことができました。
仕事を始めてから面白さを感じた瞬間は何ですか。
子ども会などの資源回収で子供たちと一緒にごみ収集車に荷物を積み込む作業をしたり、子供が興味を持って楽しそうにしてくれている時。そして、お客様にお礼を言っていただける仕事をできたとき。
取引先は会社とかが多いのですか。
そうですね、顧客は各種の企業と我々の業界ならではの子ども会等の非営利団体ですね。
自分の会社でほかの会社と違うところは何ですか。
何でもやるところです。どんな相談が来ても臨機応変に対応します。
貴社の業界の現状はどう思いますか。
資源の需要は多いですが、回収量は減っています。今までは市内の業者と切磋琢磨してやっていたのが、県外からも参入してくるようになりました。今後さらに資源の発生量が減っていくことが予測されるので、ますます競争が激しくなっていくと思います。
今後の夢は何ですか。
いろいろと模索している途中です。廃棄物に関係したものに固執するのではなく、新しいことに挑戦できないかと常に考えています。
これから会社を大きくしていきたいと思いますか。
会社を大きくしていきたいというのはあまりないですね。「ちょうどいい」というのを目指しています。しかし、「ちょうどいい」が最も難しいと思います。何より、会社を長く存続させていくためには真面目に目の前の仕事をすること、そして柔軟にニーズの変化に対応していくことだと思います。
粂田 好穂
小林 翠
藤内 佑香
不破 咲奈
企業情報
企業名 |
株式会社 横山商店 |
代表者名 |
|
所在地 |
〒4440824 愛知県岡崎市上地町字宮脇38番地 |
TEL |
0564-52-5418 |
FAX |
0564-52-5438 |
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