企業インタビュー
お客様の暮らしを支える基礎工事
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まず初めに創業の歴史を教えてください。
47年前。昭和46年、祖父母が農業のかたわら林業を行っていて、知り合いの左官さんより基礎工事の依頼があって始めたのがきっかけです。
その後、鳶の資格を取り、昭和49年4月に本格的に住宅の基礎工事をおこなうようになりました。
次に創業当時の状況を教えてください。
父親(現社長)に聞いた話しですが、当時、基礎工事を行った後、棟上げ、丸太足場組、屋根の瓦葺き、荒壁まで施工していました。その時、従業員は2,3名で、型枠、木製の型枠も組んでいました。
当時は布基礎ばかりで鉄筋も現在ほどなく一輪車で生コン打設ができました。
従業員が2.3名だとおっしゃっていましたが、私個人としては少
し少ないように感じますが、大変だったことはございますか。
大変だったとは思いますが、現状も少ない人数でやっているので問題はなかったと思います。逆に人数が多いほうがその分給料等の出費が多くなり、また現場の管理が増えるので大変です。
創業当時に苦労されたことなどはありますか。
創業から少し経ち、その後バブルの崩壊があって倒産する元受け(ハウスメーカー)が一年に一・二件ありました。
仕事を受けて元受けが倒産されると支払いがされずに自分の会社が大損をしてしまうので、「仕事を受けたくない時期」があったようです。
その苦労をどのように乗り切り、解決しましたか。
当時、十八人ほど従業員がいましたが、派遣社員も結構いたので派遣をやめて、出費を減らして対応しました。
会社の経営理念はございますか。
いい仕事をすれば、仕事はもらえるという経営理念です。
会社の名前の由来を教えてください。
当時、祖父が創業者で、祖父の代理で父親が会社設立会議に出てその時に会社名を決めました。
現在はどのようなお仕事をなされていますか。分かりやすく事業内容の説明をお願い致します。
現在は一般住宅の基礎工事を95%ほどやっていて、ブロック工事や擁壁などもたまにやっています。
お仕事以外でも結構ですが、現在の仕事観に大きく影響する出来事はありますか。
会社に入る前に工場で働いていて、そのころは、土日が休みだったので、土曜日の休みを利用して仕事を手伝った時に工場ではできない体験ができて、その内容に面白さを感じてやろうかなと思ったのがきっかけです。
この会社を継承しようと思ったきっかけを教えて下さい。
小さいころから「自分の父親の仕事について行って手伝いをしていてやるものかな」と自分の中で思っていたのですけど、「自分は次男坊で兄がやるんだろうな」って工場に就職しましたが兄に継ぐ気がなくて「それじゃあやろうかな」と思って兄と話し合いをして僕がやることになりました。
工場に務めていたとおっしゃっていましたが、そこから自営業を継ぐことに対してためらい等は無かったのですか。
無かったですね。自然と...はい。
お取引様は主にどのような分野の方々ですか?
住宅基礎工事なので建築会社やハウスメーカー、工務店、近くの知り合いです。
御社のお客様は、なぜ御社へ仕事を依頼すると思われますか?
他社と比べてうちの方が誠実というか、正確に仕事をするのではないかと思います。
正確な仕事をするとおっしゃっていましたが、少なからず間違い等がある
と思うのですがそういう時はどのように対応されていますか?
すぐに直しに行きます。
ライバルはいますか?具体的にはどのような会社ですか?
同業の個人経営の会社になります。
昔に比べて今と違うこと、変化したことなどがありましたら教えてください。
昔ほど力仕事ではなくなりつつありますので、女性の活躍も多くなると思います。
何故力仕事ではなくなりつつあると思われますか?
やはり建設会社・工事業なので、力仕事の割合は多いですが、昔のようにコンクリートを練って流したり、一輪車で作業したりという作業が昔よりも減りました。今は技術の進歩のおかげで機械を使って作業を行うことが多いです。
そのため、前よりは力仕事が減って女性の活躍する場も増えると思います。
今後の実現したいことを教えてください。
現在は会社のお休みを週休1日しかとることができないので、週休2日にしたいです。
また、従業員の給料も上げてあげたいです。
最後にご自身の夢を教えてください。
すべての人から喜んでもらえるような、完璧な仕事ができる素晴らしい職人になりたいです。そのために、今できることを常に全力で取り組んでいます。
gakusei
企業情報
企業名 |
有限会社宇津野組 |
代表者名 |
宇津野 敏彦 |
所在地 |
〒444-3334 愛知県岡崎市生平町藤下6−1 |
TEL |
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FAX |
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