企業インタビュー
弁護士法人 原田真典法律事務所
代表弁護士 原田真典 様
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創業はいつからですか?
2006年に司法試験に合格し、2007年から2008年にかけて司法修習生として1年間、裁判所、検察庁、法律事務所等で研修をしました。
その後、2008年12月に愛知県弁護士会に登録して弁護士になりました(弁護士会に登録しないと弁護士にはなれないのです。)。
2012年12月に独立開業して現在の事務所を立ち上げました。
どのようなキッカケで独立しようとしましたか?
一般的には、事務所で雇いの弁護士として働いたのち3.4年で独立、または共同経営者になる人が多いです。私はその時に共同経営者にならないか、という話もあったが、一人でやってみようかなと思ったので独立を選びました。
個人事務所を立ち上げる以前に一番苦労したことはなんですか?
とくに苦労はしませんでしたが、仕事があるかなど不安はいっぱいありました。
独立する半年前から異業種交流会に顔を出したりして、人脈を作ることには時間をかけました。
個人事務所を立ち上げた後に一番苦労したことはなんですか?
幸いにも仕事は多いのですが、とにかく時間がないです。
同じ立場の弁護士を去年雇いました。彼が成長したら自分の時間も増えるので、教育に力を入れています。
今は個人事業から組織にしていく途中だから苦労しています。自分のことは自分でがんばればいいけど、人との関わりだから思い通りにいかなくて難しいです。
どのようなキッカケから弁護士になりましたか?
大学時代は全く勉強をしておらず、不良大学生でした。
そんな中、大学3年になって就職活動をする時期になると、「このままではいけない」という気持ちが強くなりました。
ちょうどその時期、司法制度改革が始まり、ロースクール制度がスタートした年でした。従前よりも圧倒的に司法試験に合格しやすくなる環境でしたので、「やりたいことをやりたいようにできる」弁護士という仕事に魅力を感じ、一念発起して勉強することとなりました。
会社名の由来を教えてください。
私の名前です(笑)。
弁護士の事務所は必ず「法律事務所」と名乗ります。
2016年に法人化する際に私の名前を外そうかとも考えましたが、良い名前が浮かばずに、
結局、私の名前に落ち着きました。
主な仕事内容を教えてください。
当事務所は、会社顧問と交通事故が比較的多い分野です。
顧問先企業で多い業種は、介護、不動産、建設業が多いです。会社規模は様々で従業員10名未満の顧問先の法律相談、契約書等の作成・チェック、労働問題、売掛金の回収等をしています。
交通事故のお客様は、顧問先である損害保険会社からの紹介で頻繁に対応しており、年間100件以上は扱っているかと思います。
その他、離婚、相続、借金問題等の様々な相談を扱っています。
同時期にどのくらいの依頼を受けますか?
事務所全体では80くらいです。時には1日に4件依頼が来ることがあります。
裁判所にはどのくらいの頻度で行きますか?
行く日と行かない日もあるが、1年を平均するとほぼ毎日行きます。
多い日は一日に3回裁判所を訪れることもあります。
なぜ御事務所に依頼すると思われますか?
私が外に出て結構発信しています。うちはこういう事務所でこういう仕事をやっていて、社長さんと名刺交換をしたり、異業種交流会に出たり、そういった対外的な活動をすごくしていて私の事務所のことを知ってもらっているから依頼が来るのだと思います。
どのような場面で仕事のやりがいを感じますか?
基本マイナスからスタートのお客さんを±0にすることです。
お客さんの満足いかないこともあるけど、そんな中でも「ありがとう、相談してスッキリしました。」と言われることはうれしいです。
印象に残っている相談はどのようなものですか?(教えていただける範囲で)
2年前にあった残業代を請求する裁判です。一人の過去2年間分の残業代を会社に請求しました。なんと900万が未払いでした。そこでタイムカードを抑えて証拠保全にして、最終的には和解となりました。
私は会社の顧問もやるのでこういう風にならないようにしていこうと思いました。
お仕事をするうえで心がけていることはありますか?
書面が中心になって、依頼者の顔がみられないことがあります。だけど依頼者も相手も生身の人間ということを忘れないよう心がけています。
現在の事業内容で、学生の意見を取り入れるとしたらどんなものがありますか?
弁護士に対するイメージですとか、要望ですとかをいただきたいです。依頼者の中には、不満があったとしても、弁護士に面と向かって言うことを躊躇される方も多いので。
今後挑戦してみたいことはありますか?
名古屋駅に支店を出したいです。
今後、名古屋駅はますます発展し、東京・大阪を結ぶ区域になります。
そこで、拠点となる事務所を開き、東海圏を中心に広くリーガルサービスを提供したいです。
名古屋に支店を出したいというお話ですが、具体的な予定は決まっていますか?
弁護士法人にしないと支店が出せず、各支店に一人は弁護士が常駐していなくてはなりません。現在は二人なのでどちらかが名古屋に行けば良いのですが、そうするとこちらの仕事が回らなくなってしまいます。
現在は名古屋に行ってくれる経験年数2,3年以上の方を探しているところです。
そういう方が見つかり次第すぐにでも支店を出したいです。
早ければ来年一月にも出したいです。
夢があれば教えてください。
現状では、私がエースで、4番で、監督をしています。
この状況から監督の要素をできるだけ増やしていきたい、つまり、プレーヤーからマネージャーへシフトしていきたいと考えています。
「職場の雰囲気」…相談室は清潔感があり落ち着いた空間で依頼者が安心できる雰囲気です。
「働きがい」…お客さんからの「ありがとう」のために働いているという強い気持ちが伝わってきました。
「将来性」…支店の予定もあり、岡崎だけでなく愛知を代表する法律事務所に発展する可能性があると感じました。
取材のご協力、誠にありがとうございました!
チーム名:JOIN
編集長 壁谷乃莉子
インタビュアー 太田成美
静止画カメラマン 伊藤香奈
動画カメラマン 荒川和那
企業情報
企業名 |
弁護士法人 原田真典法律事務所 |
代表者名 |
原田真典 |
所在地 |
〒444-0864 愛知県岡崎市明大寺町字道城ヶ入32-1 岡崎法曹ビル2階 |
TEL |
0564-64-3441 |
FAX |
0564-64-3442 |
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